【映画】 Time

映画　Time　を観ました。


予告をどうぞ。




まさに、時は金なりを地で行く映画でした。

作中では時＝金で描かれます。

例えば、コーヒー一杯＝4分といった感じです。


お金をどんどん使っていき、0になったとき、その人の寿命が尽き、死んでしまう。

寿命があと30分しかなく、あくせく働く者、

10万年以上あり、日々を退屈だとギャンブルに投じる者、

様々な人々が描かれます。


ただ、 この映画を観て、ふーんで終わらせるのは、良くないです。


これは遠い未来の話ではなく、今まさに現代で起きていることでもあるのです。


 例えば、企業を例に見てみましょうか。

大企業が、あるプロジェクトを立ち上げます。

当然、様々な業務を下請けに出します。

下請けをする中小企業は、お金を対価にコスト（時間、費用）を払います。

 なぜ、大企業がそれをするか、

簡単な話で、そちらの方がコストがかからないからです。

ただ、請け負った中小企業は、お金を対価に自分たちの時間を使います。


大企業は、労働法を守るため、定時帰社制度などがあります。

子育て支援、完全週休二日制などもありますね。

しかし、それが出来るのも、そのしわ寄せを中小に押し付けているからなのです。

そのおかげで、中小はサービス残業当たり前になるのです。


まぁ、だから何だという話ですが。

皆様も時間は大切にしましょうという感じです。

何人も、あなたの大切な時間を奪う権利などないということです。